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GVD_SetOutputHeap 関数

デコード用ヒープ領域設定

Syntax
C++
gvdError GVD_SetOutputHeap(gvdContext * gvdctx, void * heap, size_t size);
引数 
説明 
gvdContext * gvdctx 
[in] コンテキスト 
void * heap 
[in] ヒープ領域のアドレス 
size_t size 
[in] ヒープ領域のサイズ [Byte] 

GVDのエラーコード

返値の詳細 
説明 
GVD_ERR_BAD_PARAMETER 
引数に不正なパラメータが与えられた 
GVD_ERR_SUCCESS 
正常終了 

デコーダが使用するヒープ領域を設定します. 

ヒープ領域の必要サイズはストリームに依存しますが, 以下の式で概算値を求めることができます. 

HEAP(approx.)[Byte] = 2.5 * Width[px] * Height[px] * (Refs + 1) 

Width:フレーム幅, Height:フレーム高さ, Refs:参照フレーム数

設定するアドレスは 2048バイト境界 にある必要があります. ヒープ領域の属性は, キャッシュ無し・共有としてください. 

コンテキスト状態が CLOSE である必要があります. 

本APIは同期処理されます.

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