基本シーケンス
<説明>
TIMR使用開始前の初期化
1. タイマへのクロック供給の設定。(システムレジスタで設定。詳細は『AX51903仕様書』参照。)
2. 入出力を使用する場合は外部端子の設定。(システムレジスタで設定。詳細は『AX51903仕様書』参照。)
3. DMAと連動する場合は、DMAをTIMRとハンドシェークしながら転送できるように初期化。
4. イベントで他の機能と連動する場合は、機能モジュールからイベントが出力されるように設定。
5. 依存するモジュール初期化。「AG903_INTMgrInit」
TIMRの初期化
1. モジュール初期化。「AG903_TIMRMgrInit」
2. ハンドル取得。「AG903_TIMRMgrGetHandle」
3. 割込みハンドラ登録。「AG903_TIMRMgrSetIntHandler」 ※割込みを使用しない場合は省略可能。
4. 動作モード設定。「AG903_TIMRMgrSetXXXXXMode」(注1)
5. 割込みマスク解除。「AG903_TIMRMgrDisableIntMask」 ※割込みを使用しない場合は省略可能。
6. タイマ起動。「AG903_TIMRMgrStart」
7. 条件成立で割り込みハンドラ起動。※割込みを使用しない場合は省略。
8. タイマ停止。「AG903_TIMRMgrStop」
9. 割込みマスク。「AG903_TIMRMgrEnableIntMask」 ※割込みを使用しない場合は省略。
10. ハンドル解放。「AG903_TIMRMgrReleaseHandle」
注1:動作モードによって使用する関数が異なります。(下表参照)
動作モード |
関数名 |
ロータリーエンコーダ入力モード | |
PWM入力モード | |
クロック・Tick計測モード | |
内部イベント計測モード | |
入力端子パルス計測モード | |
入力端子レベル計測モード |
注:コントローラに対するクロックの供給を予めシステムレジスタで設定しておく必要があります。詳細は『AX51903仕様書』参照。