AG903ライブラリリファレンス
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GPIO

GPIO制御用ライブラリ

本モジュールは、以下の機能を提供します。

  1. GPIOデータの書込みと取得
  2. エッジ割込みの設定と通知

 

エッジ割り込みに対するコールバック関数の登録数を AG903_GPIO_CALLBACK_NUM で定義します。 

注:割込み発生時にコールバック登録数分の検索処理が行われる為、割込み処理時間に影響します。登録数は必要最小限にして下さい。 

 

複数のエッジ検出があった場合もコールバックはPortチャネル単位でまとめられます。 

(変化bit数分コールバックされる訳ではなく、1回のコールバックにまとめられstatusで検出bitを通知します。) 

複数のエッジ検出があり、異なるコールバック関数が設定されていた場合はそれぞれにコールバックします。

本モジュールはシステムレジスタへのアクセスはサポートしません。 

コントローラに対するクロックの供給やGPIO機能のイネーブル設定については『AX51903仕様書』を参照して下さい。

本モジュールが動作するために次のライブラリが必要です。

立ち上がりエッジ検出シーケンス(画像をクリックして拡大) 

 

<説明> 

1. GPIO入出力設定(入力設定)。「AG903_GPIOMgrSetDirection」 

2. コールバック関数登録。「AG903_GPIOMgrSetCallback」 

3. エッジ検出ステータスクリア。「AG903_GPIOMgrClearEdgeDetect」 

※クリアされていることが明確である場合は省略可能。 

4. 立ち上がりエッジ検出設定。「AG903_GPIOMgrSetPositiveDetect」 

5. 割込みマスク解除。「AG903_GPIOMgrSetMask」 

6. エッジ検出で割込み発生。(コールバック通知) 

7. 割込みマスク。「AG903_GPIOMgrSetMask」※検出を終了する場合。 

8. コールバック関数登録クリア。「AG903_GPIOMgrClearCallback」※検出を終了する場合。 

 

注:コントローラに対するクロックの供給やGPIO機能のイネーブルを予めシステムレジスタで設定しておく必要があります。詳細は『AX51903仕様書』参照。 

 

※立ち下りエッジ検出について 

立ち上がりエッジ検出シーケンスと同様です。使用する関数が AG903_GPIOMgrSetPositiveDetect から AG903_GPIOMgrSetNegativeDetect に変わります。

名前 
説明 
アプリケーションにGPIO制御の為のインタフェースを提供します。 
マネージャにGPIO制御レジスタアクセスの為のインタフェースを提供します。 
 
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